雲版 うんばん

雲版写真

指定・種別 県指定・工芸

員 数

1面
法 量 高さ46.2cm 幅43.3cm 撞座径9.0cm 厚1.2cm 
材 質 鋳銅製
時 代 室町時代 応永2年(1395)

所 蔵

下矢田町 養寿寺(西尾市岩瀬文庫寄託) 
 

雲版は主に禅宗寺院の庫裏や斎堂に掛け、槌で打ち鳴らして報時や座禅、法要の合図などに使用する仏具。頂部は三弧、吊手孔は二個、縁は子持ち縁。左右のくびれや吊手両脇の刳り込みは控えめで、ゆったりと落ち着いた姿。撞座は複弁八葉蓮華形。両面に「応永貳乙亥三月十八日 遠州相良新庄法恩菴常住 住持 誌之」「遠江州長上郡美園郷高畠村 寶聚院常住也 大工藤原秋長 于時永正四年丁卯霜月十五日 旦那昌中 妙性信女 住持比丘」と陰刻銘があり、応永2年に遠州相良新庄(現静岡県榛原郡相良町)法恩菴に施入されたものが、永正4年に長上郡美園郷高畠村(現浜北市)宝聚院に移され、さらに後に養寿寺に移されたものとわかる。


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