写経大般若経 しゃきょうだいはんにゃきょう

 

指定・種別  市指定・書跡

員数      現状は約320帖 ほかに断簡あり

法量      縦26.1cm 横9.2cm

材質      折本

時代      室町時代

所蔵      吉良町饗庭 金蓮寺

もとは巻子本を折本に改装したもので、現状は一折五行、丁子吹茶表紙。料紙に淡界線を引き、一紙二十四行に書写する。大部分は応永32年(1425)から永享2年(1430)にかけて三河国志貴庄河嶋郷安養寺、大浜郷龍泉寺などにおいて書写され、永享3年(1431)~4年に幸善が真読を行ったものであり、一部に応永13年(1406)に賀茂庄長善寺で書写された1帖(112巻)、永正5年(1508)に周善が書写した1帖(1巻)などが加わっている。当初から金蓮寺へ施入されたものかは不明であるが、永正10年(1513)~12年にかけて僧円海によって岡山八幡宮等において真読が行われたことが奥書からわかる。