阿弥陀如来坐像 あみだにょらいざぞう

  

指定・種別 市指定・彫刻

員数

1躯
法量 像高87.6cm
材質 木造(寄木造) 肉身部丹地金泥 衣部漆箔 玉眼
時代 平安時代末期~鎌倉時代初期

所蔵

寺津町 養国寺

 頭体幹部を正中線で左右矧ぎ、脚部を別材で寄せる。高い肉髻や細かく刻んだ螺髪、頬の張り、整然とした衣文の表現など平安時代末期の様式を踏襲するが、胸や腹部に量感が増し、膝頭が大きく、重厚な印象がある。眼球のやや盛り上がる玉眼や、左手上膊部を袖中に差し込むなどの新技法を取り入れている。独特な鼻高で顎のしゃくれる面相は在地における制作を思わせる。全体に保存状態は良好で西尾市の仏像の中でも美作の一つに数えられる。