がんにかかっても、初期の段階では多くの場合、ほとんど自覚症状がありません。症状が現れた頃には、がんがすでに進行していて、手遅れになってしまうケースもあります。

だからこそ、定期的に検診を受けて、がんを早期発見することがとても重要です。

 

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各種がんの説明と検査方法

乳がん検診

乳がんとは

乳がんは日本人の女性がかかるがんとしては最も多いがんで、今なお増加傾向にあります。自己検診で発見できることもありますが、見落としを防ぐためにも40歳以上の女性は2年に1回、マンモグラフィを受けるようにしましょう。

検査方法
  • マンモグラフィ(レントゲン)
    乳房を装置にはさんで圧迫し、レントゲンで撮影をします。1cm以下のしこりも発見する検査です。
  • エコー(超音波)
    ゼリーを塗った乳房に、超音波を当て乳房の内部の様子を観察する検査です。
  • 視触診
    乳房の形状の異常やしこりがないかを、医師が確認します。

 

子宮頸がん検診

子宮頸がんとは

子宮がんには、子宮入り口付近に発生する「子宮頸がん」と、子宮奥の体部にできる「子宮体がん」があります。一般に子宮がん検査は、子宮頸がん検査のことをいいます。20歳以上の女性は、2年に1回検診を受けるようにしましょう。

検査方法
  • 細胞診
    子宮の入り口付近の細胞を、綿棒などで軽くこすりとって、検査をします。検査時間は15分程度です。痛みはあまりありません。

   

胃がん検診

胃がんとは

胃がんはかって、日本人に最も多いがんとして知られていました。近年は、減少傾向にありますが、日本人がかかりやすいがんであることに変わりはなく、早期発見・早期治療が大切です。年1回検診を受けるようにしましょう。

検査方法
  • 胃のレントゲン検査
    バリウムと発泡剤を服用し、胃の中の粘膜をレントゲンで撮影します。胃の小さな病変も映し出す検査です。

  

大腸がん検診

大腸がんとは

大腸がんは、食生活の欧米化などが原因で、患者数が増加しています。早期発見・治療を行えば、ほぼ100%近く治癒することが可能なので、年1回検診を受けるようにしましょう。

検査方法 
  • 便潜血検査
    便の表面を容器付属のスティックでこすりとり、便中の血液の有無を調べます。この検査は、自分で行い提出する簡単な検査です。

 

肺がん検診

肺がんとは

肺がんは日本人のがん死亡数第1位のがんで、病期が進むにつれて5年生存率は急激に下がります。その大きな原因は喫煙ですが、非喫煙者に発症することもあるので、年に1回検診をうけるようにしましょう。

検査方法
  • 胸のレントゲン検査
    肺全体を、レントゲンで撮影します。

 

前立腺がん検診

前立腺がんとは 

前立腺がんは、中高年の男性に多いがんで、欧米の男性に多い病気でしたが、近年は日本人男性にも増加しています。

検査方法>
  • 血液検査
    前立腺から分泌されるPSAの数値を調べます。

  

がん検診で精密検査が必要となった方へ

がん検診で何らかの異常が見つかった人(要精密検査者)は、必ず精密検査を受けましょう。

精密検査はがんを早期発見するチャンスです。

きちんと検査することで、がんでないことがわかることもあります。万が一、がんであった場合でも、すぐに治療を開始することで、治癒する可能性は高くなっています。

 

精密検査の受け方

西尾市では、要精密検査となった方へ健診結果に「精密検査依頼書兼結果報告書」を同封しています。精密検査を受診する際に病院へご持参ください。なお、精密検査は保険診療となりますので、保険証と検査費用が必要です。

また、精密検査の受診が確認できない方へは、受診勧奨のご案内をお送りしています。

 

主な精密検査方法

検査方法は、医師の判断により異なりますので、主治医とご相談ください。

項目 主な精密検査
乳がん ※1 マンモグラフィ、エコー、細胞診、組織診等
子宮がん 細胞診、コルポスコープ、組織診、HPV-DNAテスト等
胃がん 内視鏡検査、生検、レントゲン等
大腸がん ※2 内視鏡検査、生検、注腸レントゲン検査等
肺がん CT検査、胸部レントゲン、細胞診、組織診等
前立腺がん CT検査、エコー、直腸診、生検、血液検査(PSA)等

※1 乳がん検診の精密検査は、精密検査のできる外科に受診してください。

※2 大腸がん検診の精密検査は、便潜血検査のみの診断は精密検査扱いとはなりません。